NSW州災害対策室を訪問(2013年1月18日)

2013年1月18日、シドニーでは観測史上最も暑い日になりました。午後2時から3時ごろにかけて徐々に暑さが増し、気温が45.8度まで上昇し、これまでの最高気温だった1939年の45.3度を74年ぶりに更新しました。

今夏では多くの地域が熱波による猛暑に見舞われ、多くの山火事が発生しています。数日前から続く山火事でNSW州の災害対策室は慌しい状況であるにも関わらず、先日多文化主義政策交流プログラムで、当対策室を訪問したご縁で、実際の災害体制の現場視察を受け入れていただきました。

関係機関が災害対策室に一同に会し、自然災害の状況把握や、各機関の役割等の情報共有をよりスムーズに図るNSW州の災害体制は、素早い状況判断と対応が可能になるのではという印象を受けました。当対策室の大画面には、現在発生している災害や天気の状況が24時間体制で情報提供されていました。また、住民からの問いあわせを受けるコールセンターでは、州の職員だけでなく、SES(State Emergency Service)のボランティアスタッフも活躍していました。

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