パース市へのインターンシップ(10月22~28日)

秦泉寺所長補佐が、西オーストラリア州の州都であるパース市でインターンシップを行いました。同市の政策や戦略を学ぶと共に、オーストラリアの地方自治体への理解を深めることが目的です。また、訪問先はパース市のみならず、近隣自治体であるフリーマントル市や西オーストラリア州政府関係機関を含み以下の通りとなります。

・City of Perth

・Economic Development

・Sustainable City Development

・City of Fremantle

・Economic Development

・Government of Western Australia

・Western Australia

・Department of State Development

パース市では最初にExecutive Officerから市の概要の説明がありました。同市はここ10年で急激に成長し、中心地域の人口は約10倍、地価の高騰や住居不足等の問題が発生しています。また、1人1台の車を持つことが当たり前であり、渋滞問題は最も重要な課題の一つとのことです。

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また、市内では多くの再開発が行われており、特にパース駅西側は非常に大規模なものでした。現在、線路によって分断されている南北の市街地を結びつけるため、線路を地下に敷設する工事が行われています。この再開発が完了すれば南北の人の流れが活発になり、中心市街地が拡大することが予想されています。また、駅西側以外にも非常に多くのクレーンが市内で動いており、パース市が非常に早く成長していることがうかがえました。

また、同市役所では定期的に各部署の課長とChief Executive Officer(CEO)がカジュアルスタイルで報告と現状の課題を議論する場を設けており、公式な会議では話し合われないような個人的なことも話題に上りました。これは各部署同士の情報共有が非常に重要であると認識しているためです。

今回の訪問でパース市の政策だけでなく、オーストラリアの地方自治体の具体的な役割や現状を知ることができました。

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カテゴリー: Monthly Reports