カウラ・ブレークアウト70周年慰霊祭への出席(8月4~5日)

第二次世界大戦中の1944年8月5日午前2時にNSW州カウラ市の戦争捕虜収容所で発生した、日本人捕虜の集団脱走事件(231名の日本人捕虜、4名のオーストラリア人が死亡)から70周年を記念した慰霊祭に出席しました。今回の式典には、元カウラ収容所捕虜の村上氏(93歳)も墓参と地元関係者との友好親善のために訪豪されました。
式典等では、秋元在豪日本国大使から安倍首相や岸田外相のメッセージも代読され、70年前の痛ましい事件の後にカウラが日豪の友好の象徴となっていることへの感謝や、現在の日豪の戦略的パートナーシップの礎となっていること、今後二度と痛ましい事件が起きないようにするための平和の誓いなどが列席者に伝えられました。また、関係者によって両国の墓地に対する献花が行われたほか、シドニーの日本関係機関3団体から事件に関する日本語説明プレート版の寄贈がされました。

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