9月26日(土)、ニュージーランド・ネルソン市で開催された、同市と京都府宮津市との姉妹都市提携50周年を祝う記念行事に、ネルソン・宮津姉妹都市協会及びネルソン市からご招待をいただき、所長が参加しました。

両市の交流は、1974年に、宮津市出身の衆議院議長・前尾繁三郎氏を団長とする国会議員親善訪問団がニュージーランドを公式訪問した際、当時のニュージーランド国会議長のホワイトヘッド氏の出身地であるネルソン市を訪問したことを契機に始まりました。ネルソン市にも、宮津市にある日本三景の1つである「天橋立」に似た砂嘴(さし)があるという地形の類似性に加え、風土や産業などにも共通点があったことから、両国の国会議長の仲介により、1976年に姉妹都市の盟約が締結されました。

当日日中は、ネルソン市内のMiyazu Japanese Gardenにおいて、木﨑雅文市長、松浦登美義議長をはじめとする宮津市訪問団など、両市の姉妹都市関係者の臨席の下、桜祭りが開催されました。開会式では、大澤誠駐ニュージーランド日本国大使から、ネルソン・宮津姉妹都市協会に対し、長年にわたる交流の功績をたたえる表彰状が授与されました。会場では、ネルソン市民の皆さんによる太鼓の演奏や日本語の歌の合唱などが披露されるとともに、日本と季節が逆のニュージーランドでは、春の訪れとともに桜が咲き始めており、記念すべき50周年の節目に彩りを添えていました。この桜祭りは、ネルソン・宮津姉妹都市協会のLinley Smith会長をはじめとする関係者の皆様のご尽力により開催されたものであり、長年にわたり両市の交流を支えてこられた皆様の熱意が感じられるとともに心温まる素晴らしいイベントでした。

また、夜には、ネルソン市主催の記念夕食会が開催され、これまで半世紀にわたり育まれてきた両市の絆や交流の成果が振り返られたほか、交流をさらに発展させていくことが両市により確認されました。訪問団の中には、姉妹都市交流事業の一環として、現ネルソン市長のNick Smith氏のご自宅でのホームステイを経験し、現在は英語教員として活躍されている方もいらっしゃいました。こうした若い世代も含めた人的交流が、国際交流を担う人材の育成や、参加した若者の人生にも大きな影響を与えるとともに、両市の交流の礎となっていることがうかがえました。
不確実性が高まりつつある今日だからこそ、姉妹都市交流をはじめとする自治体間交流の原点である「人と人とのつながり」の大切さを改めて実感する機会となりました。ネルソン市と宮津市との交流にご尽力されてこられた皆様に敬意を表するとともに、両市の交流が今後も世代を超えて受け継がれ、さらに発展していくことを祈念しております。





WA州の州都パースから車で約3時間かけて来場された方も複数いらっしゃるなど、日本への関心の高さがうかがえたほか、イベント終了後のランタンフェスティバルでは、日本国旗や桜が描かれたランタンが川面を彩り、当地における日本への親しみの深さを感じることができました。

















